PR

【初心者向け】ストック型ビジネスとは?株式投資で注目すべき安定成長モデル

ストック型ビジネス 成長株

株式投資において、将来の値上がりだけでなく安定した収益を求めたい方にとって、ストック型ビジネスはとても魅力的な存在です。

この記事では、投資初心者の方にもわかりやすく、ストック型ビジネスの仕組みや特徴、投資におけるメリット、代表的な企業などを丁寧に解説していきます。

スポンサーリンク

ストック型ビジネスとは?

ストック型ビジネスとは、仕組みやインフラを構築して、定額サービスまたは従量課金のサービスを提供することで、継続的に売り上げを得られるビジネスモデルです。一度顧客との契約や関係を構築すると、定期的に売り上げが積み重なっていくことから「ストック」ビジネスと呼ばれています。

契約が続く限り、ストック型ビジネスの企業は毎月安定して売り上げを得られるため、業績がブレにくく、将来の予想が立てやすいという特徴があります。

ストック型ビジネスの代表例を紹介します。

  • 通信サービス(NTT、KDDI、ソフトバンク)
  • 保険会社(東京海上、第一生命、MS&AD、SOMPO)
  • クラウドソフトサービス(freee、マネーフォワード、サイボウズ、Microsoft、Salesforce)
  • 動画配信サービス(NetflixやAmazon Prime)
  • 音楽配信サービス(Spotify)
  • インフラサービス(電力会社、ガス会社)
  • 不動産業(REITなど)

ストック型ビジネスの主な特徴

業績が安定している

継続的な売り上げがあるため、キャッシュフローや配当が安定します。

業績の予測可能性が高い

一度契約すると解約されにくいため、既存顧客の売り上げは維持され、さらに新規顧客の売り上げが積み上がっていきます。業績予想が立てやすく、投資判断がしやすいです。

不況に強い

たとえば電気・ガス・インターネットのような生活に必要なサービスは、不況でも契約が続く傾向があります。

参入障壁が高い

仕組みやインフラを構築するには大きなコストがかかるため、競合が参入しにくい

なぜストック型ビジネスが投資家に人気なのか?

投資家から見たストック型ビジネス銘柄の利点は、受注が積み上がるにつれて売上高が伸びることが想定できて、売上や利益が毎年安定しているところと、業績見通しを立てやすいところにあります。

また、売上や利益が毎年安定して伸びる企業の株価は安定して上昇する傾向があります。

さらに、たとえ受注が失速しても、それまでストックした売上高は簡単になくなりません。それだけに株価が急落することが少なく、安心して長期投資・長期保有ができます。

ストック型ビジネスは、安定した収益基盤と成長性を兼ね備えているため、長期投資に適した魅力的な投資対象と言えます。初心者が最初に購入する銘柄としておすすめできます。

注目のストック型ビジネス企業

ストック型ビジネスを展開している具体的な企業を紹介します。このほかにもストック型ビジネス乗企業はありますが、有名で典型的な企業を挙げています。

企業名業種特徴
NTT(9432)
KDDI(9433)
ソフトバンク(9434)
通信携帯料金で毎月安定した収入がある。
東京海上(8766)
第一生命(8750)
MS&AD(8725)
SOMPO(8630)
保険保険料収入で毎月安定した収入がある。
freee(4478)
マネーフォワード(3994)
サイボウズ(4776)
Microsoft
Salesforce
クラウドソフト利用料収入で毎月安定した収入がある。
Netflix
Amazon
動画配信利用料収入で毎月安定した収入がある。
Spotify音楽配信利用料収入で毎月安定した収入がある。
電力会社
ガス会社
インフラ使用料収入で毎月安定した収入がある。
REITなど不動産賃料収入で毎月安定した収入がある。

ストック型ビジネスへの投資で見るべきポイント

契約数の伸び

契約者数が増えているかをチェックします。伸び率が上がっているのか、下がっているのか。新規契約の伸びが継続しているのか止まっているのか。それによって将来の業績を予想できます。

解約率の低さ

一般にストック型ビジネスは解約率は低いですが、企業やサービスによっては解約が多いケースもあります。会社の業績報告(決算説明資料)で解約率や新規契約数の実績や見通しを確認します。

利益の安定性

売上に対して利益がしっかり出ているか確認します。

キャッシュフロー

ストック型ビジネスなので現金収入がしっかりあるはずですが、確認します。

まとめ

ストック型ビジネスは「収益が安定しやすく、株価も読みやすい」ため、初心者にも非常におすすめの投資対象です。とくに、日常生活で利用しているサービス(通信、動画配信、クラウドソフトなど)に目を向けることで、身近な投資先を見つけることができます。

将来に向けて、安心して資産を増やしていきたいと考えている方は、ぜひストック型ビジネスを軸にした長期投資を検討してみてください。

タイトルとURLをコピーしました