
株って、買ったとたんに下がることが多いよね・・・

よくあることだよ(笑)
でも、焦って買うと失敗しやすいから、買うタイミングは気を付けたほうがいいよ
「SNSで話題になっていた株だから、流行に乗って」
「最近急騰している株だから、乗り遅れないように」
「目をつけていて、下がったら買おうと思っていた株がなかなか下がらず、上がり始めたから焦ってしまって」
そんなふうに焦って株を買ってしまった経験、ありませんか?
おくりんも何度もあります。特に、下がったら買おうと思っていた株がなかなか下がらず、上がり始めたから焦って買ってしまうことが多いです。今もやっちゃうときがありますね。そして多くの場合、その後株価が下がってしまい、もう少し我慢して買えばよかったと後悔することが多いです。
この記事では、「なぜ焦って買うと失敗しやすいのか?」という心理的背景と、おくりんが買い急ぎを防ぐために実践している具体的なマイルールを紹介します。
なぜ焦って株を買ってしまうのか?
焦って買ってしまう理由には、以下のような心理的要因があります。
- 早くお金持ちになりたい欲望
- 取り残される恐怖
- 株は上がり続けるという信仰
取り残される恐怖
みんなが設けているのに自分だけ取り残されるのは嫌だ!今買わないと大きな利益を取り逃がすかもしれない!という不安です。
個人投資家の場合はすべての機会にリスクを取って投資する必要はありません。第一に損をしないこと、第二に利益を上げること、という優先順位で投資に取り組むくらいでちょうどいいと思います。
株は上がり続けるという信仰
歴史的に株は上がり続けてきたという事実から、現金でおいておくなんてもったいない!全部株に突っ込んでしまえ!という考え方です。
合理的に見えますが、株が上がり続けてきたのは長期で見た場合の話で、短期間では株価が下がることはよくあります。
急落した時に焦らないようにする方法は、資産の10~20%を現金でとっておくことです。そうすれば急落を楽しめるようになります。熱くならずに冷静な気持ちで投資に向き合いたいです。

休むも相場という投資格言にもあるように、様子見の時期があったほうがいいと思うようになりました。
早くお金持ちになりたい欲望
急騰している株を見ると、その株に投資して早くお金持ちになりたい!と思ってしまうものです。
しかし、急騰している株はいつ急落してもおかしくありません。焦って買うと、その時が天井だった、ということにもなりかねません。
投資の神様と呼ばれるバフェットは、アマゾン創業者のベゾスに「なぜあなたの手法を真似する人がいないのか?」と聞かれたときに、「ゆっくりお金持ちになりたい人はいない」と言っています。これは、短期売買で目先の利益を取るよりも、長期の目線で株式投資をして複利の力を味方につけるほうが成功しやすいという意味です。
【実体験】焦って買ってしまった、おくりんの失敗事例
SNS銘柄に飛び乗って大損
ある日、いつも見ていたSNSで、この銘柄が来る!という投稿を見つけました。以前にも同じような投稿を見て買った銘柄で利益を出せていたこともあり、企業情報も調べずに購入。その後は上がったり下がったりを繰り返しながらじりじり下げて、我慢しきれずに損切り・・・。

自分で考えて投資しないと何も身につかないし損をするだけ、という当たり前のことを学ぶのに高い授業料を払ったことがあります・・・。
下がったら買おうと思っていた株がなかなか下がらず、上がり始めたから焦って買ってしまう
今は上がり続けているから、ちょっと下がったところで押し目買いしたいな、と思っている株ってなかなか下がってくれないものですよね。そして下がらない株に我慢しきれなくなり、買ってしまったとたんに株が下がり始める。

このパターンは懲りずに何度もやってしまいます・・・。
焦って買うといい結果にならないですね。むしろ恐怖を感じながら買った株は上がりやすいです。
トランプ関税ショックのように、年に1~2回ある○○ショックと呼ばれる急落のタイミングで株を買うのは怖いものですが、急落しているタイミングで買った株はその後ほぼ必ず上がります。株を買うのは急落のタイミングが一番です。
焦って買わないために作ったおくりんのマイルール5選
買いたい銘柄は3回に分けて買う
1回にまとめて買わず、3回に分けて買います。もし1回目が高値掴みになったとしても、2回目と3回目で平均購入価格を下げることができます。
1回目の買値が一番安かった、ということもあり得ますが、おくりんは自分の買いタイミングを信じていないので、1~2週間かけて3回に分けて買うことにしています。
売るタイミングも同様に、1~2週間かけて3回に分けて売ることにしています。
PERが過去実績の下値25%以下で買う
その銘柄のPER水準の低いタイミングで買うことで、高値掴みリスクを下げます。
Fear & Greed Indexが低い時に買う
Fear & Greed IndexがFearまたはExtreme Fearといった相場が下がっているときに買うことで、高値掴みリスクを下げます。
チャンスはたくさんあると考える
ひとつのチャンスを逃したとしても、チャンスはまた来る。焦って浅い考えで株を買わない、儲けるよりも損しないことの優先度を高くする、という気持ちで落ち着いて投資したいものです。
人は人、自分は自分と考える
SNSを見ると、○○を買って○○円儲けた!と言った投稿が目に入ってくるときがあります。そういうときってうらやましい気持ちになって焦りますよね。
でもそこで熱くなっては失敗のもと。人は人、自分は自分と考えて、落ち着きましょう。できれば人の儲け自慢の投稿は見ないようにしましょう(笑)
まとめ:焦って買った株ほど、あとで後悔する
人は心理的に焦って株を買ってしまうことがあります。
- 取り残される恐怖
- 株は上がり続けるという信仰
- 早くお金持ちになりたい欲望
おくりんは5つのルールをつくり、焦って買わないように自分を戒めています。
- 人は人、自分は自分と考える
- 買いたい銘柄は3回に分けて買う
- PERが過去実績の下値25%以下で買う
- Fear & Greed Indexが低い時に買う
- チャンスはたくさんあると考える