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【実体験】含み損で損切りできずに塩漬け株にしてしまった場合の対応方法

塩漬け株 情報
ねこ
ねこ

実はずっと損切りできない塩漬け株を持ってるんだ・・・

おくりん
おくりん

誰もが経験するやつだね・・・

株式投資をしていると、多くの人が一度は経験するのが「損切りできずに塩漬け状態」になること。

もちろん、おくりんも塩漬け株に悩んだ経験があります。評価損が膨らみ、株価を見るたびに気分が落ち込みました。

塩漬け株をつくってしまった場合、ほっておいて株価が回復してくれることを期待しがちです。しかし塩漬け株で悩ましいのは、多くの場合はそのままずるずる株価が下がって被害が拡大してしまうこと。

そのため、何も考えずに放置することはおすすめできません。(でも、損切りできない気持ちはよくわかります)

今回は、おくりんの実体験をもとに、同じ悩みを抱えている方に少しでも役立つ考え方・行動をシェアします。

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なぜ損切りできないのか?人間心理と投資の罠

損切りできない気持ちになるのには心理的な理由があるので、損切りが難しいのも仕方がありません。しかし、心理的な壁を乗り越えて損切りしたほうがいい時はあります。ここで説明する3つを読んでもらえば、気持ちを整理しやすくなると思います。

損切り=失敗だと思ってしまう

損切りというと、「負けた」「失敗した」と感じてしまいませんか?

損切りできない人は、「負けを認めたくない」という感情に支配されやすく、結果的に含み損が拡大し、より大きな痛手を負うことになります。

しかし、株価がどう動くのかを100%予想することは誰にもできないので、買った株のいくつかが下がることは当たり前なんです。だから、買った株が下がっても、それだけで失敗と思う必要はありません

正常性バイアスが判断を鈍らせる

「そのうち戻るはず」

「ここまで下がったらもう底じゃないか?」

そう考えて何もしない。これは、リスクを過小評価し、自分だけは大丈夫と考えてしまう正常性バイアスと呼ばれる心理です。

冷静に考えると、自分の希望や期待だけで、株価が元に戻る保証はありません

もったいない精神が判断を狂わせる

今日損切りして、明日株価が上がったとしたら「もったいない」という感覚も、投資判断を狂わせます。

残念ですが、自分だけの都合で株価が元に戻ることはありません

塩漬け株を持ち続けることは、得られたはずの「次の投資機会」を逃している、機会損失が発生しているとも考えることができます。

塩漬け株を抱えていた頃の苦しさ【おくりんの実体験】

10年以上前ですが、これからは中国の時代が来る!という噂を信じて買った中国株投資信託が、どんどん値下がりして、含み損が30%を超えたことがありました。(その後、中国株が急上昇する局面は来るのですが、その時までは持っていませんでした・・・)

その頃は損切りすることもできず、株価を見るのも嫌で、投資のことは忘れてしばらく放置してしまいました。

本当にラッキーなことですが、たまたま塩漬けにしていた中国株投資信託は値を戻してくれましたので、買値と同じくらいの値段で売って撤退しました。

その間、およそ2年も塩漬けにしてしまいました。

おくりん
おくりん

今から考えると大きな機会損失だったなと思います。

塩漬け株を売ってしまうか、持ち続けるか?

おくりん流の塩漬け株にしてしまった場合の対応方法を説明します。(昔の中国株投資信託を塩漬けにしたときはできていませんでしたが、今ならこの判断基準で考えます)

塩漬け株を売ってしまうか、持ち続けるか、その判断基準はシンプルです。

  • 今、新しく株を買うとして、その塩漬け株を今の値段で買うか?
  • 今、新しく株を買うとして、その塩漬け株よりも魅力的な株はひとつもないか?

どちらもYesだった場合は塩漬け株を持ち続けましょう。

どちらか片方でもNoだった場合は、塩漬け株を売りましょう。

おくりん
おくりん

感情ではなく、事実と未来で判断します。

塩漬け株を売るときに精神を落ち着ける方法

機会損失の視点を持つ

塩漬け株を売ったお金で別の銘柄を買えば、成長や配当が得られるかもしれない。

塩漬けにしておくということは、新しい利益のチャンスを捨てていることと同じだ。

これが機会損失の視点です。

その塩漬け株よりも魅力的な株がある場合は、塩漬け株を売って新しい株に乗り換えたほうがいいでしょう。

損切りはみんながするものだと認識する

買った株のいくつかが下がることは当たり前です。だから、損切りをするのは自分だけではありません。株を買ったことがある人なら、全員が損切りを経験しているはず。損切りは特別なことではないと認識して、気軽に(?)損切りしてしまうことです。

その塩漬け株は自分にとって特別なものではないと考える

自分の買った銘柄は、どうしても魅力的に見えてしまうものです。しかし、その塩漬け株は別にあなたの恋人や友人ではありません株価が下がっているときに一緒にいてあげる必要はないのです。

また今度、株価が上がる時までお別れしましょう。株との付き合いはそういう気持ちでいいと思います。

ねこ
ねこ

塩漬け株をどうするか、あらためて考えてみよっと。

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